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トピックス2002
 

2002年12月17日

AISI 12L14対応の鉛フリー快削鋼を開発しました

 

 
 当社はAISI 12L14(JIS SUM24L)対応の鉛フリー快削鋼、商品名「クリーン・カット・クロム鋼」(特許申請中)を開発し、サンプル出荷を開始いたしました。


 快削鋼には環境や人体に悪影響を与える鉛が含んでいるため、鉛の含まない快削鋼が産業界から要望されており、構造用鋼系では既に多くの鉛フリー快削鋼が開発されております。しかし、自動車関連の油圧制御部品、OA機器のシャフトなどに多量に使用されているAISI 12L14(JIS SUM24L)規格対応の鉛フリー快削鋼は実用化に至っていないのが現状でありました。
 当社では、98年から東北大学の石田清仁教授、産業技術総合研究所東北センターの及川勝成主任研究官と共同で開発に着手し、今般商品化することになりました。

 特徴は硫化物系介在物を大型化したことであり、硫黄を増量し、クロムを添加することによりAISI 12L14と同等以上の被削性を有する鉛フリー快削鋼を開発したものです。
 既に実用段階でのテストも終えており、超硬、ハイスでの旋削加工性等従来のものより被削性能を有することを確認しております。

 なお、自動車鍛造部品などに多く使用される機械構造用鋼系での鉛フリー化も既に開発完了しており、BN(窒化ホウ素)快削鋼「クリーン・カットBN鋼」としてサンプル出荷中であります。
 産業界全体でグリーン調達の動きが進んでおり、すべての鉛快削鋼の鉛フリー化に対応できることで広くPRを開始いたしました。

以上 
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