「ＧＸリーグ」における 「グリーン商材の付加価値づけに関する提言書」発行について
ＪＦＥ条鋼株式会社は、２０２３年度より経済産業省が主導する「ＧＸリーグ※１」に参画し、「グリーン商材の付加価値付け検討ＷＧ※２」の一員として活動しています。この度、同ＷＧが「グリーン商材の付加価値づけに関する提言書」を発行しましたのでお知らせいたします。
「グリーン商材の付加価値付け検討WG」最終報告書をリリースいたしました | GXリーグ公式WEBサイト (gx-league.go.jp)
GXリーグにおいて「グリーン商材の付加価値付けに関する提言書」を公表
本提言書は、環境に配慮した製品やサービス（以下、グリーン商材）における、ライフサイクルの環境負荷低減につながる価値（以下、グリーン価値）が、グローバル市場で付加価値として適切に認識され、活用されていくための課題と、課題解決に向けた提案を取りまとめたものです。具体的には、グリーン商材の高付加価値化の指針案と先行事例、商材に係るＣＯ２の排出削減量などグリーン価値についての計測・算定手法や商材への配分方法、また、グリーン価値の経済活用の方法などを紹介しています。
グリーン商材の先行事例には、再生可能エネルギーで生産する電気炉鋼材「環境配慮型電気炉鋼材」がユースケースとして例示されています。今後当社は、本鋼材のグリーン商材としての適切な評価や、標準化に向けた実証実験に協力していきます。
引き続き当社は、脱炭素社会の実現と日本経済を支える企業の持続的成長の両立に向け、電気炉業界の一員として、積極的に取り組んでまいります。
※１ ＧＸ（グリーントランスフォーメーション）に積極的に取り組む企業群が、経済社会システム全体の変革のための議論と新たな市場の創出のための実践を行う場として、２０２２年３月に経済産業省が設立
※２ ＧＸリーグの参画企業のうち、１７社から構成される賛同企業提案型ワーキンググループの一つ。「グリーン商材・低炭素商材の価値創生に関わる異種業界に共通するルール策定に関する提言の策定」を目指す。
