低濃度PCB廃棄物の無害化処理は、⽔島製造所(岡⼭県倉敷市)で行います。
水島製造所では、製鋼用電気炉を用いて、過去20年以上にわたり様々な廃棄物の再資源化に取り組んでいます
JFE条鋼では、製鋼⽤電気炉による
低濃度PCB廃棄物の
無害化処理を⾏います。
鉄スクラップを溶解する大型電気炉で、有害物質の無害化と鉄リサイクルを同時に行います。
無害化処理を行う場所
当社は、2025年3月28日付けで低濃度PCB廃棄物処理の環境大臣認定を取得しています。
(環境省 大臣認定番号 令和7年第2号)
処理の対象物
処理の対象は、PCB濃度50mg/kg(50ppm)以下の低濃度PCB廃棄物です。
変圧器(トランス)等の電気機器を抜油・解体・分別した後の、低濃度PCB油が付着した筐体・鉄⼼などを無害化・リサイクルします。
※対象となる主な電気機器:変圧器(トランス)、コンデンサー、リアクトル、変成器、変流器、遮断器など
その他、低濃度PCB油が付着した鉄くずなどの無害化処理も可能です。
※形状・組成などに条件あり。
製鋼用電気炉による
無害化処理の特徴
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超高温での完全溶融で、
埋立処分を削減電気炉の溶鋼温度は約1,600℃に達し、低濃度 PCBを筐体・鉄心ごと溶融・無害化します。⾦属成分はマテリアルリサイクルし、残渣物の埋⽴処分を発⽣させません。
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無害化処理と鉄リサイクルを同時に⾏い
環境負荷を低減低濃度PCB廃棄物の無害化処理と鉄リサイクルを同時に⾏うため、⼀度焼却・無害化した後に金属リサイクルを⾏う⼿法に⽐べ、熱処理工程が少なく、CO2の発生を抑制することができます。
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長年の実績を有する製鋼設備と高い技術力
低濃度PCB廃棄物の処理には、⾼度な処理技術が求められます。当社では、既存の電気炉設備を用いて、長年培った製鋼技術を活かし、生産活動と同時に安全、安定的に無害化処理を⾏います。
低濃度PCB廃棄物の
無害化処理の流れ
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①現地確認・処理のお打合せ
保管されている機器の状態や、保管事業場の状況を確認し、最適な処理⽅法・⼿順をご提案します。
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②前処理工程(抜油・解体・分別)
処理対象の機器が保管されている事業所、または許可を有する積替え・保管施設にて、抜油・解体・分別作業を⾏います。
当社は、低濃度PCB廃棄物の前処理を⾏う積替・保管施設として、三友プラントサービス株式会社と提携しています。
積替保管・解体場 (三友プラントサービス)
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③運搬
分別した筐体の鉄・アルミ部分は、特殊な⾞両で⽔島製造所に運搬されます。廃油や銅コイルなども、それぞれの無害化施設に運搬、処理されます。
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④電気炉で超高温溶解、無害化・リサイクル
⽔島製造所に搬⼊された筐体は電気炉に装⼊され、約1,600℃の⾼温で低濃度PCBは無害化されます。同時に鉄・アルミも溶解され、建築資材などに使われる鉄鋼製品として再⽣されます。
保管場所から処理までの全体的な管理は、JFEグループで 廃棄物処理・リサイクルを⼿掛けるJ &T環境株式会社が⼀貫して行い、トレーサビリティを確保します。
JFE条鋼は製鋼用電気炉で
我が国の低濃度PCB廃棄物処理の
早期化に貢献します
低濃度PCB廃棄物の処理期限は2027年3月31日です (ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法)
JFE条鋼は、低濃度PCBの無害化と鉄の再資源化を同時に高能率で処理することを通して、PCB廃棄物の処理を促進し、
資源循環型社会の構築に貢献していきます。
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