機械式継手工法のメリット

高強度鉄筋は高性能ゆえに母材の変質を招く高温の加熱にはデリケートです。

通常採用されているガス圧接や溶接方式は、加熱による接続方法のため、高度な技術と厳格な管理が必要です。ネジカプラーは機械式継手で加熱を一切行わないため、鉄筋の品質劣化を気にすることなく、簡単・スピーディーに高性能な継手を実現します。

太径の異形鉄筋の重ね継手は、かぶりコンクリートの割裂を伴いやすいので、RC規準では “D35以上は原則として重ね継手を設けない” と規定しています。

ネジバーでは太径に対応したネジカプラーをご用意していますので、確実・スピーディーに太径鉄筋を継ぐことができます。

ネジカプラー:タイプJはネジバーを使った基礎、地中梁、連壁などの打継ぎ部に用いることができる、打継ぎ用の継手です。

ナットが不要でグラウト硬化も迅速なため、施工効率の向上が見込めます。