定着プレート工法DSネジプレートの特長

特長

1. 機械式定着工法とは

  • 定着性能を有する金物を用いることで従来の定着に求められる働きを簡易に確保できる工法です。
  • 第三者機関で折り曲げ定着と同等以上の性能が証明されています。

図:機械式定着工法と曲げ定着比較例

2. 高性能・高強度・ネジプレート

  • ネジバーのねじ状の節を生かした高性能な機械式鉄筋定着です。
  • 材質は高品質なオーステンパー鋳鉄製品ですので従来工法に比べ高性能・高強度です。
  • 機械式定着工法を用いることで、従来式曲げ定着の“曲げ”部の鉄筋がなくなるため、過密配筋を緩和することができ、ジャンカ(コンクリートの充填不良)防止に貢献します。

3. 用途に応じて選べる形状、固定用グラウト材

  • メタルタッチタイプ    →  仕様:形状・寸法
    引張力に有効な構造で、確実な性能を発揮します。
  • フリータイプ
    位置が自由に調節できるため、様々な部位で使用することができます。
  • 固定用グラウト    →  仕様:化学成分・機械的性質
    スピーディー施工用に有機グラウト固定式、耐火性能が必要な場合に無機グラウト固定式をご用意しています。

4.大規模土木、高層建築に最適な定着工法

  • 高層建築物には高強度鉄筋、太径鉄筋が良く使われます。これらは曲げ加工が困難ですが、機械式定着工法は曲げ加工の必要が無く、鉄筋量も低減されるため、軽量化が求められる高層建築物には最適です。